2002年 11月27日(水曜日)

11月24日、軍団達と滋賀県の北部
箱館山に紅葉を見に行きました。
そしてこれが最後のハイジとの
お出掛けとなってしまいました。この時はとても
元気だったので、まさかお別れの時が直ぐそこにまで
迫って来ているとは、思いもしていませんでした♪



ハイジが入院したその日は、それほど心配もせず
グッスリと夜も眠りました。明日にはお迎えに行って
連れて帰れるものだと思っていたからです♪

だから、この日はハイジを入院させて安心だったので
私も妹も仕事に行きました♪
仕事から帰って来て、ハイジを迎えに行ったら
ハイジの容態は昨日より、一段と悪くなっていました。
「どうして?」そう思い驚いて震えがとまりませんでした。
この時、はじめて事の重大さを感じました。
先生もとても不思議がっておられました♪

「本来なら24時間点滴をすれば、良くなるはずですが
どうして、なのか今のところ原因がつかめません。
あらゆる検査をしてみたのですが、何処も悪い所が
見つからないんです。臓器もどこも悪くないから
ただの腸炎ですが、それなら24時間点滴をしていれば
とっくに効果が出ているはずなのですが?」

ハイジはとても苦しそうにクウクウと鳴いていました。
足元も昨日とは違い、ふらついていました♪
「取り合えず、もう1日様子を見て明日何か良い方法を
考えてみます。」そう言われたので
とても心配でしたが、ハイジを置いて来ました。

あの病院は京都では有名な24時間病院で
夜間でも常に誰かが、常時見ていてくれるので安心です。

その大病院でもハイジの病気の原因が分かりませんでした。
レントゲン、バリウム、血液検査など、あらゆる検査をしても
悪い所が出て来ないので、24時間点滴をする事しか
治療方法がありませんでした。


とにかく不思議だったのは、こんなに苦しんでいるのに臓器がどこも悪くない事でした。もし仮に
毒のような物を食べていたとしたら、臓器がおかされるそうです。伝染病でも白血球に異常が出るし
何か異物が詰っていたとしたら、バリウムが通らなかったりレントゲンに写るそうです。

とてもとても心配な夜を迎えました♪
↑ハイジの生涯で最後の一枚です♪(2002年11月24日 箱館山にて)

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