ハイジの思い出1♪



ハイジは、1996年4月24日の夕方にバンビが
我が家で産み落とした一人っ子ちゃんでした。
お父さんは、その当時展覧会で大きな賞を総なめに
していたグランドチャンピオンのヒューゴ君でした。

す〜っと長い間、望み続けていたトライの女の子を
バンビは7頭目の出産でようやく産んでくれました。
バンビの最後の子でもあり、バンビが産み落とした中では
1番小さな250グラムの子犬でした。

この写真は↑生後1ヶ月の時のハイジです。
あんまり可愛いかったので?愛犬雑誌「ワン」に投稿したら
採用してもらえた、自慢の一枚です♪
ハイジの初めてのお出掛けは生後2週間の頃でした。
行き先は、琵琶湖のお家です。とても元気いっぱい
でも、なぜか歩けば直ぐに転んでしまいます。
どうしてなのか?この時は分からなかったのですが
のちに理由が分かりました♪



↑生後40日頃です。琵琶湖にて↓


とても元気なハイジでしたが、不思議にいつも首を横に
振っていました。そして予防注射に行った時に
生まれつき脳の神経に異常があると言う事が分かりました。

この時は、本当にショックでした。
病院の先生は「ストレスをかけないようにして下さい。」と
言われるだけで、何も治療方法はありませんでした。
ハイジは不思議な子犬で、たった1日で離乳を完了しました。
ある時、手のひらに硬いままのフードを乗せて匂わせて見たら
突然パクパクと食べはじめて、それであっけなく
離乳は完了してしまいました。

ちなみにハイジは、生後すぐに母親バンビに見捨てられた為に
私が、人工保育で育てました♪





近いうちに、テンカンで苦しむ事になるのではないかと
毎日が不安でいっぱいでした。
目の視界も普通の犬に比べると狭いそうです。
それに人に甘えると言うような仕草もしてくれませんでした。
シッポを振ってお愛想良く寄って来る事もありませんでした。

それでも、飼い主の私達家族には懐いていました。
猫のような感じのあまりベタつかないような
甘え方をするので、かえってその仕草が可愛いから
いつの間にか、我が家のアイドルになっていました♪
でも、私にとっては可愛い我が子だったのです。
だから、ストレスをかけないように大事に大事に育てました。
それが、他の軍団達にも分かっていたようで
軍団の間では、ハイジだけは別格のような存在になって行きました。

まず、直ぐに物や場所の取り合いで、もめてしまう軍団達でしたが
ハイジの居場所や物には、手を付けないというような
おきてが軍団達の間では、いつしか出来上がっていたようでし
た。



↑生後1ヶ月頃のハイジです♪


ハイジの動きは少しロボットのようなところがありました。
でも、この動きがとっても可愛いのです。
脳に障害を持った可愛い天使は我が家の宝物でした♪
小さい割には、手足が太くってズングリムックリしていて
とても可愛い子犬でした。親ばかでしたが
この子は、将来良い体型のシェルティになる?って思いましたが
その予測は大当たりしたようです。
3年半後にその事が立証されるとは・・・思いもしていませんでした。


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